半導体関連産業を集積 新年度事業 GX投資も促進 道商連合同会議開く―札幌

半導体関連産業を集積 新年度事業 GX投資も促進 道商連合同会議開く―札幌
新年度事業計画を決めた合同会議=6日午後5時ごろ、札幌パークホテル

 北海道商工会議所連合会(道商連、岩田圭剛会頭)は6日、札幌市内で第190回常議員会・第200回会員総会合同会議を開き、2024年度の事業計画を決めた。「時代の転換点~飛躍・変革への挑戦~」をテーマとする基本方針を掲げ、次世代半導体製造ラピダス(東京)の千歳市進出に伴う関連産業の集積や、再生可能エネルギーへのGX(グリーントランスフォーメーション、脱炭素化)投資などを推進する。

 合同会議には、宮本知治副会頭(苫小牧商工会議所会頭)や顧問の岩永正嗣北海道経済産業局長ら約150人が出席。冒頭、岩田会頭は「ラピダス進出に伴う関連産業の集積と再エネのGX投資は、北海道を飛躍的に発展させる大きな力を持っている。実現へ向け全道42会議所の総力を挙げて取り組む」とあいさつ。議案審議で新年度事業計画案、収支予算案を承認した。

 新年度事業は(1)中小・小規模事業者の経営基盤強化と経営環境変化への対応(2)北海道経済活性化の取り組み促進(3)食関連産業振興対策の推進(4)観光振興対策の推進(5)産業戦略対策の推進(6)地域を支える社会基盤整備の促進―など8本を柱に据えた。

 (2)では、次世代半導体関連産業の集積促進と経済効果の全道波及、GX投資に関連する道内企業の参入推進を共に新規事業として展開。国際会議等の北海道誘致に向けたMICE(マイス)拠点施設の整備と、IR(カジノを含む統合型リゾート施設)の誘致を盛り込んだ。

 (4)では新規事業として、高付加価値なインバウンド(訪日客)観光地づくりを支える人材確保・育成を検討する。

 (5)では、データセンター(DC)の利活用促進に向けた機運を醸成。再エネや新エネルギー(水素など)の新技術の開発・活用を促進し、送電網の整備も推進する。

 (6)では、北海道新幹線札幌早期開業を促進するほか、開業効果拡大の取り組みを展開。JR新千歳空港駅の(苫小牧方面への)スルー化実現に向けた要請も実施。道内空港への航空路線の新設・再開も促進する。

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