◇日本ハム―西武1回戦(日本ハム1勝、13時、鎌ケ谷、2401人)
西 武000100000=1
日ハム00410011×=7
伊藤1試合1勝
渡辺1試合1敗
元山1号(1)(生田目)
オープン戦初登板となった日本ハムの伊藤が西武戦に先発し、まずまずの結果を残した。四球を一つ与えたものの、3回を3安打無失点。「ゼロで抑えることは、開幕してからも変わらずやっていきたいこと。そこは良かった」と胸をなで下ろした。
走者を背負っても冷静だった。一回、先頭に右前打を許した後は、続く佐藤龍を力のある直球で三ゴロ併殺に。二回1死一、二塁ではスライダーやカットボールでコースを突き、渡部を中飛、炭谷を空振り三振に仕留めた。
今季の開幕投手に決まっている右腕。新人だった2021年から先発ローテーションに入って信頼を勝ち取り、4年目で初の大役を任された。エース格の上沢が米移籍で抜け、伊藤に懸かる期待はますます大きくなっている。
チームは5年連続のBクラス、2年連続最下位と低迷。復活の鍵を握る26歳は、「ここまですごく予定通り来ている。変に欲を出さないように、しっかり決めたことを守って開幕を迎えたい」。泰然と構えている。
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