苫小牧明野中学校(井内宏磨校長)は、卒業生を送る合唱曲「麗(うら)らかなきもちで」の合同練習の最終盤を迎えた。コロナ禍の影響で在校生がそろって歌うのは5年前のお披露目以来で、14日の卒業式に向け気合いが入っている。
「麗らかなきもちで」は2018年度に生徒が作詞した。「まだまだだって本気でぶつかり涙する情熱」「他人を許すあたたかさ」の歌詞は1、2年生が3年生から学んだ姿勢を表した。「離れても変わらない つないできた大切なもの こみ上げるおもい 胸に抱き さぁ行こう」のフレーズには、3年生を見送る思いが込められている。
音楽科の大城姫名教諭は「パートに分けず『斉唱』にしたのは、全員が主役で歌ってほしかったから」と語る。12日は1、2年生約140人が合同練習し、良い点や改善点を出し合った。指揮者で2年の井元聖羅さん(14)は「明野中にしかない伝統で、誇りを感じる。3年生に成長した姿を見せて、在校生全員で送り出したい」と力を込めた。
















