あびら観光協会と安平町は18日から6月9日まで、町追分地区の菜の花を満喫するイベント「菜の花さんぽ2024」を繰り広げる。6カ所の畑(約60ヘクタール)で菜の花が見頃を迎える見込みで、黄色いじゅうたんを広げたような光景を楽しめる。道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションに案内所を開設し、町の観光資源をアピールするとともに観光客の周遊につなげる。
期間中の土日限定で、各菜の花畑行きの無料周遊バスを、道の駅に隣接する柏が丘球場から運行する。絶景を堪能できるほか、畑によってはトラクターが引く幌馬車で畑の中をドライブできる。料金は大人1000円、子ども500円、3歳以下無料。
19日は道の駅からボランティアガイドの案内で約10キロのコースを歩く「菜の花フットパス」も開催。参加費300円で、定員は30人(先着順)。所要時間は約3時間で、申し込みは当日、道の駅で受け付ける。
土日の午前9時~午後5時は道の駅にキッチンカーが集結し、「菜の花かふぇin道の駅あびら」を展開。町内の飲食店14店が菜の花を使ったすしやラーメン、コロッケなどを「菜の花もぐもぐメニュー」として販売する。スマートフォンを活用したスタンプラリー「あびら菜の花ラリー」を実施する。
今月1日以降に撮影した町内の菜の花畑の写真を対象とする「あびら菜の花フォトコンテスト2024」も6月30日まで開催し、プリントして応募する部門と、インスタグラムに投稿する部門を設けている。
道の駅の案内所は今月15日から6月2日まで開設する。同協会は「菜の花畑は菜種の生産畑。観光農園ではないので、開放されている場所以外は入らないで」とした上で、「毎年楽しみにする方も、初めての方も安平町の美しい田園風景を見てほしい」と来町を呼び掛けている。

















