7人に創意工夫功労者賞 科学技術分野の文科大臣表彰 優れたアイデア提案

7人に創意工夫功労者賞 科学技術分野の文科大臣表彰 優れたアイデア提案
受賞したトヨタ自動車北海道の7人と岩倉市長

 「2024年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」で、苫小牧市勇払の自動車部品製造トヨタ自動車北海道の7人が創意工夫功労者賞に選ばれた。苫小牧市長推薦によるもので、同社からの受賞は11年連続。7人は各職場で優れたアイデアを提案し、作業効率や品質の向上などにつなげた。

 7人は、内田幸希さん(25)=生産保全支援室=、河村慎吾さん(30)=同=、菅藤雄亮さん(37)=第2ユニット製造部=、中澤卓さん(44)=第1ユニット製造部=、向井靖暁さん(41)=同=、水野健太さん(39)=品質管理部=、山田智哉さん(37)=素形材製造部=。

 このうち内田さんは吸盤を使うことで、ビニール束から1枚ずつ正確に取り出せる機能を考え、ランニングコストの抑制につなげた。内田さんは「作業員からの声もあり、1日500~1000枚使う薄いビニールをいかに1枚ずつ取り出せるかを考えた」と振り返り、受賞を「大変うれしく思う。現場の人たちが作業しやすい環境をつくるため、日々勉強したい」と気持ちを新たにした。

 河村さんはスナップリング切り出し装置を考案し、不具合が起きた際の手間を省くことにつなげ「生産現場から『使いやすくなった』との声もあった。評価してもらえたことは今後の励みになる」と声を弾ませた。このほか、向井さんは狭い通路でも90度反転できる五輪車台の導入を実現するなど、それぞれが職場で工夫をこらした。

 10日に市役所で表彰状の伝達式が行われ、岩倉博文市長は「次の目標をつくって頑張って」とエールを送った。今年度の受賞者は全国で469人で、道内では8人が対象だった。苫小牧市長推薦による受賞者は、1979年度から累計91人となった。

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