パリ五輪に出場するバレーボール男子日本代表で、主将を務める石川祐希(28)が、イタリア1部リーグのミラノからペルージャに移籍することが14日、クラブから発表された。2023~24年シーズンを制した屈指の強豪の一員として、イタリアで通算10季目を迎える。契約期間は2年で、背番号は変わらず14。
石川はペルージャを通じて「僕にとって完璧なチーム。プレーするのが楽しみ」との談話を出した。17日に記者会見を行う予定。
中大在学中に初めてイタリアでプレーし、卒業後にプロ宣言。4季を過ごしたミラノではゲーム主将も経験し、最近2季は4位、3位と最高順位を更新してきた。
石川はかねて「世界のトッププレーヤー」を目標に掲げ、23~24年シーズンの開幕前には「優勝してMVP(最優秀選手賞)を取った選手がトップ。僕はそこを目指している」と話していた。昨年12月の世界クラブ選手権も優勝したスター集団への加入で、その確率を高めそうだ。

















