ラピダス 周辺環境整備を 苫小牧地方総合開発期成会 25年度重点開発要望書を承認

ラピダス 周辺環境整備を 苫小牧地方総合開発期成会 25年度重点開発要望書を承認

 東胆振1市4町で構成する苫小牧地方総合開発期成会は14日、白老町のいきいき4・6で総会を開き、2025年度重点開発に関する要望書を承認した。次世代半導体製造ラピダスの千歳市の工場建設に伴う経済波及効果の促進と周辺環境の整備を、全市町共通の最重点要望として新たに盛り込んだ。事務局の苫小牧市によると、工場に近い東胆振地域での住環境整備や生活関連企業の誘致促進を求めるという。

 国や道に対する最重点要望事項は16項目。共通要望として、▽北海道新幹線札幌延伸に伴う対応▽鉄路の維持存続と利便性の向上▽室蘭児童相談所苫小牧分室への一時保護所機能の設置―を挙げた。

 地域別では▽シシャモ資源の維持・回復に向けた河川、海域における調査の推進(むかわ町)▽高速道路からの一時退出に関する要件緩和(安平町)―を重点要望から格上げした。安平町は、高速道路からいったん降りて道の駅に立ち寄った後、2時間以内に再進入した場合は降りなかった場合と同じ料金とする国交省の「賢い料金」事業の要件緩和を求めている。

 重点要望事項は89項目で、JR苫小牧駅周辺再整備への支援や停電時の踏切の遮断機対策、緊急防災・減災事業債の期限延長を通じた支援強化などを盛り込んだ。

 会長の岩倉博文苫小牧市長は「防災、産業、医療など多分野で結束して要望していく必要がある。豊かで住みよい持続可能なまちづくりを進めるため、引き続き協力を」と述べた。

 役員改選では岩倉会長を再任した。

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