三星と開発進める 苫総経3年生34人 サツマイモやアロニア使用 今年度も新商品

三星と開発進める 苫総経3年生34人 サツマイモやアロニア使用 今年度も新商品
講話に耳を傾ける苫総経流通経済科の生徒ら

 苫小牧総合経済高校流通経済科の3年生34人は、今年度も菓子・パン製造販売の三星(本社苫小牧市)と新商品開発に挑む。13日は同社企画広報課課長の佐藤巧さん(51)が講話し、生徒は秋の商品化に向けて開発の進め方を学んだ。

 週2回計60時間の商品開発の授業。次回までに原料や製法へのこだわり、地域力アピールなどの商品コンセプトを固めた後、グループごとに商品企画を進め、7月初旬に複数の商品サンプルを作る。三星側へのプレゼンテーションを経て、よりすぐりのアイデアを10月に商品化する予定。

 佐藤さんは「商品を考案する過程で一番難しいのが商品名。地元にちなんだ名称やアイヌ語を用いた商品もある」と説明。「皆さんのアイデアが役立つ。苫小牧を代表する商品を目指して」と期待を寄せた。

 三星側は、道内産サツマイモや伊達市で採れるアロニア、同社のハスカップジャムや近々商品化するハスカップソースなどの使用も提案。佐藤さんは「素材にアロニアのジャムや道産サツマイモペーストも活用して」と呼び掛けた。

 同校商業科の高橋賢司教諭(47)は「授業を通して郷土愛を育み、地域への理解を深めてほしい。学習成果を生かして地域貢献できれば」と話す。開発に挑む辻村琉和(るか)さん(17)は「将来は製造業に就きたいので、良い経験になる」と意欲的だ。

 三星は2015年度から同校の商品開発授業に参加。昨年度は焼き菓子とケーキの3品を期間限定で販売し、好評だった。佐藤さんは「生徒のアイデアには毎回新しい発見がある。地場の素材の活用や郷土への思いをお互いに共有できるとうれしい」と話した。

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