苫小牧市立病院(堀田哲也院長)で14、15両日、看護週間(5月12~18日)にちなんだイベントが行われた。新型コロナウイルス禍では中止を余儀なくされたため、2019年以来5年ぶり。同院を訪れた人にプレゼントを配ったり、高校生が看護を体験したりと、看護への理解を深めながら事業を繰り広げた。
高校生が仕事体験 夢実現へ期待膨らむ
市立病院は15日、看護師を目指す高校生向けの「ふれあい看護体験」を行った。苫小牧東、苫小牧南、北海道栄の3校から15人が参加。病棟など医療の現場を見学し、看護師の仕事を学びながら入浴体験などを行った。
オリエンテーションでは、髙澤由美看護部次長が仕事の内容や魅力などを説明。「人の健康や命を身近に感じ、責任が大きい分やりがいがある。患者さんを笑顔にできることに喜びを感じる」と語り、参加者は真剣なまなざしで耳を傾けた。
人形を使って赤ちゃんを入浴させる体験を実施。参加者は人形の首をしっかり支えながら、優しい手つきで手や足などを洗った。北海道栄高校3年の吉田陽彩さん(18)は「将来は助産師になりたくて、現場を見てみたかった。夢を実現したい気持ちが増した」と目を輝かせていた。
来院者に手作り品 配り活動PR 「エールの会」
市立病院ボランティア「エールの会」は14日、看護や助け合う心について考えてもらおうと、手作り品を同院の外来患者約200人にプレゼントした。
会員8人が目印となる黄色のエプロンを着用し、会員が制作したティッシュケースなどの手芸品に、看護の日(12日)の紹介文を添えて手渡した。
同会は活動をコロナ禍で休止していたが、昨年5月から再開。5年ぶりのプレゼント事業に代表の出堀慶二さん(71)は「少しでも活動を知ってもらえたら」と期待。この日は同院看護師による健康増進イベントも行われた。
同会は患者やその家族の不安な気持ちや戸惑いを少しでも和らげ、安心して治療を受けられるようにと2001年に発足。施設の案内や車いす移動の介助、手続きのサポートなど、現在11人で活動している。



















