ラジオ番組収録に挑戦 北洋大生 地域創生学ぶ

ラジオ番組収録に挑戦 北洋大生 地域創生学ぶ
ラジオ番組の製作を体験する学生ら

 苫小牧市錦西町の北洋大学(奥村訓代学長)の実習科目「地域創生A」を受講する学生27人が16日、FMとまこまいのラジオ番組製作を体験した。地域創生Aは今年度初めて、近隣住民を講師に迎える講義を組み入れ、実践的な学習を通して地域活動への理解を深める。

 実習に先立ち9日、とまこまいコミュニティ放送の二瓶竜紀社長が「FMとまこまい、役割と現状」をテーマに講義。学生は防災・減災の観点からのラジオ放送の必要性や、細かな情報発信が町を活性化させるツールになることを学んだ。

 学外実習は初めてで、留学生を含む27人が市内大町の同局スタジオを訪れた。番組製作は3人1組の9グループに分かれ、各10分ずつパーソナリティーの石見勝政さん(47)と宮本亜紀さん(43)の質問に答える形で行われた。

 質問は北洋大を選んだきっかけや苫小牧にあったら良いもの―など。留学生もよどみない日本語で「北海道の自然に引かれて」「おいしい物が多く、魅力があった」などと答え、和気あいあいとした雰囲気で収録が進んだ。

 国際文化学部3年で自治会長の大門あか里さん(21)は「実習は学生間の交流機会も生まれる。ここで得た知識と体験を地元で生かしたい」と述べ、西川祥一教授は「現場の生の声を肌で感じることで、地域社会への理解が深まる」と実習の意義を語った。

 パーソナリティーの宮本さんは「若い人が町に求めるものが分かった」と話し、石見さんも「パーソナリティーの役割を担う学生が出てくるとうれしい」と地域FMの担い手が育つことに期待を寄せた。

 収録した内容は実際の番組では流さないが、ユーチューブで公開する予定。地域創生Aは7月まで、住民の実践例を聞き、地域活性化の方策を学ぶ。座学のほか清掃体験やスポーツ活動の見学も予定している。

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