ライフスタイル多様化に対応 苫小牧市社協 市民相談所 午後や夜間の体制充実

あらゆる困り事に耳を傾ける市民相談所

 苫小牧市社会福祉協議会は今年度、生活上のあらゆる相談に応じる市民相談所について、より多くの人に気軽に利用してもらえるよう時間帯や運用の大幅な見直しを実施した。相談内容やライフスタイルの多様化に対応するため、特に午後や夜間の体制充実に主眼を置いた。

 市民相談所は家族関係や友人とのトラブル、財産、夫婦の不仲、子育て、健康など、どんな相談内容にも耳を傾け、専任の職員や事業に協力する弁護士らが問題点の整理や専門機関の紹介など適切な支援につなげる。主に(1)心配ごと相談(2)夜間心配ごと相談(3)弁護士による無料法律相談(4)出張相談―の四つがある。

 相談窓口の基本は(1)で、平日午前8時45分~午後5時15分、市民活動センター(若草町)で来所または電話相談を受けており、今年度も運用に変更はない。

 見直すのは(2)~(4)で、(2)は年間12回を7回に減らすが対応時間を30分長くし、午後5時半~同8時とした。(3)は月1回の午前中だったのを夜間と午後に変更。6月、10月、翌年2月の第2火曜は夜間(午後6時~同7時半)に実施。それ以外の月は第3金曜の午後1時半~同3時半に行う。

 (4)は家族の介護や子育て、自身の障害や要介護状態などで電話や来訪が難しい人の元に相談員が出向く「訪問相談」と、市内西部と東部の公共施設に臨時相談窓口を設ける「出張市民相談所」の二つの事業を展開。「出張市民相談所」は年2回から4回に拡大し、夜間の対応も行う考えだ。訪問相談は従来通り継続する。

 市民相談所は1960年にスタート。匿名での利用も可能で、2023年度は前年度比99件増の766件に対応した。市社協はこれまでも社会情勢やニーズに応じて柔軟に相談体制を変えており、くらし支援課の小倉正哉課長は「仕事をしている人や子育て中の人なども、気軽に相談してもらえれば」と話している。

 問い合わせや相談は市社協市民相談所 電話0144(33)2345。

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