苫小牧関連 文学作品学ぶ 「ハマ遊の友」が読書会

苫小牧関連 文学作品学ぶ 「ハマ遊の友」が読書会
文学書を読み当時の様子を考察する参加者

 苫小牧市の市民団体「みらいづくりハマ遊の友」(高橋承子代表)は21日、市住吉町で運営するコミュニティサロン「ハマ遊の友」で読書会を開いた。市民6人が参加し、苫小牧の様子を記した文学作品について意見交換をした。

 読書会は好きな小説や新聞記事について意見を交わし、親睦を深めるのが狙い。月1回開いており、今回は「苫小牧が出てくる本」という企画を紙面に設ける地域紙「ひらく」の編集者山田香織さんから、大正~昭和時代の作品に見られる苫小牧に関する記述を学んだ。

 小説家南部修太郎の「処女作の思ひ出」では、妹夫婦の住む本市を1916年に訪れた際のことが「苫小牧は製紙工場のあるだけで知られた寂しい町」と記され、参加者から「当時は何もなかったのか」「よくここまで発展してくれた」と声が上がった。

 版画家川上澄生の「我が詩編(1956年発行)」では「灰色の砂漠の上に灰色の家並みは続き」と記載され、当時は火山灰に町が覆われていたことが分かり、「樽前山の噴火によるものだろうか」との問い掛けなどがあった。

 本市に関する文学書は約70冊確認されており、市内の牧師桐生信さん(76)は「自分の知らない苫小牧が見え、改めて文学書の面白さに気付けた」と話した。

 読書会は毎月第3火曜日の午前10時半から開催。参加費はコーヒーとお菓子付きで500円。

 問い合わせは高橋代表 携帯電話090(6217)9906。

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