剣道の沼ノ端剣輪道場に所属する小学生低学年団体が第66回道南地区大会(12日、伊達市総合体育館)で初優勝し、同じく小学生高学年は3位に入った。札幌や帯広勢なども含む84チーム、400人を超える小中学生が試合を展開した。
伊達剣道連盟主催の団体戦トーナメント。小学生低学年、同高学年、中学生の各部門で競い合った。
開会式では伊達剣連の奥村道憲会長が出場剣士を激励。来賓を代表し堀井敬太伊達市長が祝辞を述べた。
各道場のメンバー5人が元気あふれる試合を展開し、大会上位を巡る試合では張り詰めた空気の中、一本が決まるたびに大きな拍手や応援の声が体育館に響いた。
創立14年目の沼ノ端剣輪道場は小学生低学年団体で4連勝して20チームの頂に立った。荒谷祥実館長は「大会直前のけがでメンバー交代もあったが、剣道経験4カ月で出場した選手を他の4人が支え、責任感をもって、よく戦った」と躍進をたたえた。
結果は次の通り。
▽小学生低学年 (1)沼ノ端剣輪道場(2)音更柳町剣道少年団(3)新十津川尚武会、函館五稜剣友会
▽同高学年 (1)三石翔武館(2)伊達網代道場(3)函館柳雪館大野道場A、沼ノ端剣輪道場
▽中学生 (1)函館柳雪館大野道場A(2)伊達網代道場(3)札幌若草スポーツ少年剣道部、三石翔武館




















