道運輸局苫小牧海事事務所と道海事産業人材確保・育成推進協議会は24日、小学生向けの造船所見学会を苫小牧市汐見町のアタカ造船所(安宅正利社長)で開き、苫小牧東小学校の4年生32人が船造りの素晴らしさを学んだ。
海事産業の人材確保・育成事業の一環で、日本中小型造船工業会が実施する日本財団「海と日本プロジェクト」との共催。今年度は道内5カ所で予定しており、同社では4年連続で開いた。
児童たちは建造中の漁船を見学。新造船のデッキに上がったり、普段は見られない漁船の下回りに見入ったりと興味津々で、池田瑛祐君(9)は「船がとにかく大きく、中も広くて、すごい」と喜んでいた。
また、質疑応答の時間で、児童が「船を造る時間は」と聞き、安宅諒一専務が「1隻6カ月ぐらい。漁師さんのこだわりがすごく時間がかかる傾向」と答えるなど、楽しみながら造船への理解を深めた。
海事産業も人手不足が課題となる中、苫小牧海事事務所の坂倉正人所長は「港にちょっとでも興味をもってもらい、頭の隅に『こういう仕事もある』と置いといてくれたら」と将来の成り手に期待していた。
















