大相撲夏場所千秋楽は26日、東京・両国国技館で行われ、新小結の大の里(23)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=が12勝3敗で初優勝を果たした。
幕下10枚目格付け出しで2023年夏場所にデビューした。初土俵から7場所目の賜杯獲得は最速。新三役の優勝は、1957年夏場所の小結安念山以来67年ぶり。元横綱稀勢の里が師匠の二所ノ関部屋から初、日体大出身でも初の優勝力士が誕生した。
新入幕から3場所目での優勝は、年6場所制となった58年以降入幕では、3月の春場所を新入幕で制した尊富士に次ぎ、佐田の山に並ぶ歴代2位の速さ。石川県からは99年名古屋場所の出島以来で3人目。

















