若手に演奏の場を 有志がプロジェクト立ち上げ 苫小牧

若手に演奏の場を 有志がプロジェクト立ち上げ 苫小牧
本番に向けて熱のこもった練習に励む演奏者ら

 苫小牧の若い音楽家に大舞台の演奏機会を提供するため、管弦楽の演奏家有志がTPY(トマコマイ・プロジェクト・フォー・ヤング)を立ち上げた。苫小牧市民管弦楽団元常任指揮者の出雲路英淳さん(67)が呼び掛け、道外を含む多くの仲間が賛同。「第1回定期演奏会TPYアンサンブル2024」を6月23日午後2時から、市文化会館ホールで開き、市内の若手ピアノ奏者3人を迎える。

 TPYは出雲路さんが指揮者を務め、30年前に市民管弦楽団のメンバーだった「かもめ管弦楽団」(東京)の真鍋徹さん(57)ら35人がオーケストラを組む。参加するピアニストは、苫小牧出身の三浦秀美さん(26)と青野有里さん(33)、白老町出身の高石拓実さん(24)。

 本番を1カ月後に控えた25日、市文化交流センターに道外組の奏者も駆け付け、20人で全体練習を行った。曲目は古典にこだわり、すべてモーツァルト。交響楽第35番「ハフナー」ピアノ協奏曲第20番、ピアノ協奏曲第21番を披露する。

 ピアノ協奏曲第20番第1楽章を弾く市内澄川町在住の三浦さんは「オーケストラとの共演は初めて。このような機会はとても新鮮で感謝の気持ちでいっぱい」と話し、「良い演奏になるよう努めたい」と管弦楽との調和に心を砕いた。

 若手に経験の場を与え、支援したいと協力する真鍋さんが今回、コンサートマスターを務める。「地元で活躍している若手の演奏を多くの市民に聞いてほしい」と来場を呼び掛けている。

 開演は午後2時。チケットは前売り券が一般1000円、学生500円。当日券は200円増し。市民会館、市文化会館、市文化交流センター(アイビープラザ)、エルム楽器、さいとう楽器、第一洋食店で販売している。

 問い合わせは、TPYアンサンブルの星野さん 携帯電話080(2863)4080。

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