苫小牧市入船町の倉庫・港湾運送業、苫小牧埠頭(海津尚夫社長)は27日、2024年3月期(23年度)決算を発表した。売上高は前期比2・4%増の181億5300万円、当期純利益は3・6%増の9億300万円で、2年連続の増収増益となった。
増収は3期、増益は2期それぞれ連続。経常利益も0・4%増の13億300万円と黒字決算を達成した。
23年度は、荷動きが盛んだった前年度からの反動で低迷し、円安による輸入の落ち込みや、猛暑による野菜の出荷量減少もあったが、新規取引の開拓や既存取引先のニーズ掘り起こし、現場の細やかな作業効率化を積み重ね、増収増益を確保したという。
同社は「増益だが横ばいの状況」とし、原価高騰による価格転嫁も「継続して取り組む」と説明。戦略プロジェクトとして進める脱炭素化や道産食材の活用、道内物流の基盤強化などについても「まだ大きな利益に結びついていないが、将来を考えた場合とても大切」と継続する方針だ。
また、同日の取締役会で海津社長(61)らすべての取締役を再任する人事を内定した。6月18日の定時株主総会と取締役会で正式に決定する。
















