スピードスケート女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)が28日、帯広市で練習を公開した。2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪のプレシーズンを前に、「このシーズンの結果はいろいろな面で来季(五輪)につながる」と気合を入れた。
この日は佐藤綾乃(ANA)らと結成した「teamGOLD」のメンバーと共に陸上でのトレーニングで汗を流した。現在、高木が照準を合わせているのは25年の世界距離別選手権。1500メートルに軸足を置き、「氷上練習が始まった時にうまく自分の体を組み立てていけるようにしたい」と語った。
22年北京冬季五輪1000メートルで金メダルを獲得するなど世界をリードしてきた高木は、22日に30歳の誕生日を迎えた。体のケアについて「毎年出てくる問題が違う。何でそうなってしまうのか、理由を探しながら過ごしていきたい」と話した。

















