問題多様化に対応 苫人権擁護委員協が総会

問題多様化に対応 苫人権擁護委員協が総会
あいさつする岡田会長

 苫小牧人権擁護委員協議会(岡田秀樹会長)は24日、市民活動センターで2024年度の総会を開いた。出席した東胆振1市4町の委員ら33人が今年度の事業を決め、高齢者・障害者の虐待問題やSNSの普及により多様化する人権問題への対応に努めることを確認した。

 岡田会長はインターネットによるいじめ、企業でのハラスメントや外国人へのヘイトスピーチが報告されていることに触れ、「個性を尊重し、互いを認め合い、多様な文化を獲得する種をまく活動を心掛けていく」とあいさつした。

 議事では、事務局や内部の各委員会の代表者が23年度事業の報告を行い、苫小牧クローバーの会との初の意見交換会や困りごとなんでも特設相談、人権作文コンテストを実施したことを説明した。

 今年度事業は、6月23日に柳町のイオンモール苫小牧で苫小牧工業高等専門学校の協力による書道パフォーマンスと人権パネル展を実施する。そのほか町内会、企業、各団体におけるジェンダー問題の啓発、DV支援などに取り組む。

 総会後の研修会では、アイヌのルーツを持つ人権擁護委員の田村直美さん(53)が講演を行った。田村さんは学生時代に受けた差別や、祖先が和人によって権利を奪われたアイヌの歴史について語り、「歴史の事実を知ることで、差別や偏見を減らすことができる」と訴えた。

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