航空会社AIRDO(エア・ドゥ、札幌市)は29日、2024年3月期(23年度)決算を発表した。売上高は前年度比24・2%増の515億5600万円で、1996年の会社設立以降で最高。コロナ禍で打撃を受けた旅客需要が順調に回復し、新千歳―羽田線をはじめ全11路線で利用率が前年度実績を上回った。
売上高は、従来最高だった13年度(494億9800万円)を20億円余り上回り、初めて500億円台に乗った。純利益は19・1%減の34億1600万円で、2期連続の黒字決算。本業のもうけを示す営業利益は32・8%増の34億7300万円、営業利益率は0・4ポイント増の6・7%とさらに改善した。
運航便数は5・3%増の2万3712便、旅客数は19・6%増の244万1587人。全11路線の利用率は10・5ポイント増の80・2%で、主な内訳は新千歳―羽田線が9・4ポイント増の81・6%、旭川―羽田線が8・3ポイント増の76・5%。同社は「既存路線の増便を積極的に設定し、運航便数や提供座席数を増やした他、当社初のセール運賃の販売を始めるなど、さらなる旅客需要の取り込みを図った」としている。
24年度は燃料などの価格高騰による費用増、回復する旅客需要の取り込みなどを挙げた上、売上高は525億円、営業利益は21億円と見込んでいる。
















