帝国データバンク札幌支店は、道内企業の社長年齢分析調査結果を発表した。2023年時点の社長の平均年齢は61・4歳となり、前年を0・2歳上回り33年連続で上昇。過去最高を更新した。都道県別では北海道が7番目に高い。
23年における前年からの社長交代率は3・73%。前年調査(3・63%)から0・10ポイント上昇したが、総じて社長の世代交代に関して以前より活発な様子は見られず、社長の高齢化はさらに進行している。
道内社長の年代別では、60代が28・7%で最多。以下、50代(26・3%)、70代(22・8%)、40代(14・6%)、80代以上(5・0%)の順。50歳以上が全体の82・8%と8割を超えた。一方、30代は2・5%、30歳未満は0・1%だった。
社長の平均年齢の業種別では、不動産が63・4歳で最も高く、8業種中唯一、80歳以上の割合が10・1%と1割を上回った。これに卸売り(62・2歳)、製造(62・0歳)、建設(61・5歳)、小売り(61・4歳)が続いた。
都道府県別で、最も高いのは秋田県(62・5歳)。以下、岩手県(62・4歳)、高知県(62・3歳)の順。北海道は長野県、長崎県と並び全国で7番目に高く、全国平均(60・5歳)より0・9歳高い。一方、平均年齢が最も低かったのは三重県の59・4歳だった。
同支店では23年度の全国の後継者難倒産が586件と過去最多を大幅に更新し、うち約4割が「経営者の病気、死亡」が原因だったことを説明。「社長の高齢化が進めば、不測の事態が生じる可能性はおのずと高まる。円滑な事業承継を確実に進めていくためには、計画的かつ余裕のある準備が必要」と指摘している。
調査は同社の企業概要ファイルから23年12月時点の道内企業の社長データを抽出し、集計・分析した。
















