苫小牧市は、利用者のマナー悪化を理由に昨年12月18日から閉鎖していた北光町未来の森公園内のドッグランを3日、再開させた。新たに利用犬の登録制度を導入し、5月末時点で202匹(市外10匹)が登録された。初日から愛犬家が次々と訪れ、犬たちは飼い主にじゃれながら、敷地内を元気に駆け回った。
同ドッグランは唯一の市営施設で、中・大型犬用スペース2090平方メートル、小型犬1060平方メートル。閉鎖前は24時間、誰でも無料で利用できたが、再開に当たってガイドラインを見直し、利用時間を午前9時から午後5時までに限定した。飼い主は1人2匹まで利用が可能で、犬ごとの利用許可証を携帯し、首から提げなければならない。
同日は再開直後から20組近くが訪れ、2歳の柴犬「ちゃっぴー」を連れた有珠の沢町の三浦祐美さん(58)は「週3~4回は来ていたので、再開が待ち遠しかった」と喜んだ。新しいガイドラインについて「以前は犬のふんを片付けない人もいたので、一定のルールは仕方がない」と理解を示した。
犬を約30年飼い続け、2010年9月の開設当初から通っている澄川町の宮津弘二さん(72)は「市外の愛犬家にも知られたドッグランで、旅行途中に立ち寄る人もいた。面積が広く、犬の大きさで利用スペースも分けているので安心感がある」と語り、はしゃぐスピッツの親子を笑顔で見守った。
市環境生活課は新ガイドラインと利用登録の方法を明記した看板を新設。利用時間内も登録者に暗証番号を伝え、解錠する方式にした。担当者は「新しいガイドラインは理解を得られていると思う。問題が起きれば再び閉鎖を考えなければならなくなるので、ルールを守ってほしい」と話している。
登録は随時受け付けている。利用期間は11月30日までで、12月~翌年3月の冬期間は閉鎖する。
問い合わせは市環境生活課 電話0144(32)6333。
















