猛暑日に教室涼しく 小中学校に移動式冷風機 苫小牧

猛暑日に教室涼しく 小中学校に移動式冷風機 苫小牧
冷風を浴びる児童

 苫小牧市内の義務教育学校を含む小中学校37校で、移動式の冷風機(スポットクーラー)の設置作業が進んでいる。昨夏、市内も記録的な猛暑に見舞われ体調不良を訴える児童生徒が相次いだため、市が対策に乗り出した。

 市教育委員会によると、スポットクーラーは小中学校の普通教室や保健室に597台を導入。「熱中症警戒アラート」が発表されたり、教室内の高温状態が続いたりする場合に各校の判断で稼働させる。購入費用は約2600万円で、1台当たり4万円ほど。

 緑小学校(圓山芳史校長)はゴールデンウイーク明けに導入準備に着手し、5月中旬までに各教室の後方に取り付けた。

 3日の放課後、6年1組の教室でテスト運転があり鈴木颯真君(11)は「涼しくて気持ちいい。もう暑さを言い訳にできないので、しっかり勉強する」と笑顔を見せた。

 ただ、スポットクーラーでは教室全体を冷やすことは困難。同クラスではクーラー周辺の「特等席」に児童が平等に座れるよう頻繁に配置を変える運用で乗り切る方針だ。

 今月中には大半の小中学校で取り付けが完了する見通し。

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