胆振地域公共交通活性化協議会は4日、2024年度第1回総会を室蘭市のむろらん広域センタービルで開いた。胆振管内を運行するバス路線のうち、都市間交通の地域間幹線と、中核都市内の広域生活交通路線の維持に向け、国などの補助金申請に必要な計画を策定した。
胆振地域では、苫小牧市と室蘭市に重点医療機関をはじめ、商業施設や文教施設が集中し、都市間や都市中心部と周辺地域を結ぶバスが住民にとって不可欠。道などは路線維持に向けて補助金の活用を見込む。
都市中心部と周辺地域を結ぶ路線は、広域生活路線確保維持計画を策定し、道南バスが運行する苫小牧市内の路線5系統を盛り込んだ。都市間を結ぶ路線は地域間幹線系統確保維持地域計画で、国の補助要件の変更が予定されているため、対象の路線は次回の総会で定める。
協議会では各市町が今年度の施策を報告。苫小牧市やむかわ町は交通機関の運転手を募集するチラシやポスターを作成して周知を図る。また、安平、厚真、むかわの3町は、総合時刻表や公共交通のガイドマップを製作する。
同会会長の松本正司胆振総合振興局副局長はあいさつで「公共交通を取り巻く環境は厳しい。地域全体で、持続可能な地域交通の維持や確保に向けて取り組むことが重要」と述べた。
同協議会は2023年4月、同振興局を中心に、胆振管内11市町、交通事業者などで発足。今年3月に胆振地域公共交通計画を策定し、▽持続可能な公共交通の維持▽交通の接続性向上▽住民の利用促進―などの基本方針を定めた。
















