日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）が選出した２０２３年度のＪＯＣスポーツ賞の表彰式が６日、東京都内で行われ、特別栄誉賞に輝いたフェンシング女子の江村美咲（立飛ホールディングス）、フィギュアスケート女子の坂本花織（シスメックス）が出席し、喜びを語った。

　パリ五輪開幕まで６日であと５０日に迫った。江村は「すごく楽しみ」。世界選手権女子サーブルで連覇を遂げたものの、それ以外の国際大会では優勝経験が少ないことを踏まえ「何が起こるか分からない。チャレンジャーの気持ちで挑みたい」と抱負を述べた。世界選手権３連覇の坂本は「この調子で、来季もよかったと思える試合を一試合でも多くできたらいい」とあいさつした。

　陸上の世界選手権で女子やり投げを制した北口榛花（ＪＡＬ）は最優秀賞に選ばれており、ビデオメッセージで「パリ五輪のメダル獲得を目標に頑張りたい」とコメントした。