小川、最前線で存在感 ポスト役に手応え 日本代表 サッカー

小川、最前線で存在感 ポスト役に手応え 日本代表 サッカー
ミャンマー戦の前半、シュートを放つ小川(中央)=6日、ミャンマー・ヤンゴン(時事)

 【ヤンゴン時事】サッカーのワールドカップ(W杯)アジア2次予選で、B組の日本代表は6日にヤンゴンで行われたミャンマー戦で5―0と快勝し、首位通過を決めた。既に最終予選進出は確定させていたとあって、出場機会が少なかった選手も起用。その中でFW小川航基(NECナイメヘン)が2ゴールを挙げ、存在感を示した。

 3トップの最前線でプレー。身長186センチの体格を生かして前半から中央で体を張り、確実にボールを収めて攻撃の起点となった。周囲との連係を生かし、ペナルティーエリア内に入っていく場面を多く生み出した。

 「いい選手が2列目(中盤)に多い中、前向きのいい状態で、どうプレーさせてあげられるかを考えた。僕としては得点よりも、そういうところに手応えがある」と小川。後半の2得点より、連係面での貢献を自己評価した。

 今年3月、約4年ぶりに代表復帰。前回は国内組で編成されたチームだったが、今年は海外組もいるA代表に連続して呼ばれた。「僕がオランダで1年間やってきたところは、随所に出ていたと思う」。所属先で認められた能力を代表チームでも発揮し、表情に充実感がにじんだ。

 もちろんFWとしてはゴール奪取が最優先。その上で、「FW(陣)がチームでどう機能するかは大事。きょうみたいなプレーは今後、絶対に欠かせない。続けていきたい」。上田(フェイエノールト)らを含め、最前線のチーム内競争は一段と激化。さらにアピールを続ける構えだ。

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