【パリ時事】テニスの全仏オープン最終日は9日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6―3、2―6、5―7、6―1、6―2で下して初優勝した。
四大大会は2022年全米オープン、23年ウィンブルドン選手権に続き通算3勝目。優勝賞金は240万ユーロ(約4億円)。スペイン勢の優勝は22年のラファエル・ナダル以来。ズベレフは四大大会初優勝を逃した。
アルカラスは1―2とリードされた第4セットでブレークに3度成功して追い付き、最終第5セットは先にブレークして4時間19分の激闘を制した。
シフィオン テク3連覇 女子単・決勝 4度目V
【パリ時事】テニスの全仏オープン第14日は8日、パリのローランギャロスで女子シングルス決勝が行われ、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第12シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6―2、6―1で下し、3年連続4度目の優勝を果たした。
プロ参加を認めた1968年のオープン化以降、この種目の3連覇は3人目。四大大会は通算5度目の制覇。優勝賞金は240万ユーロ(約4億円)。パオリーニは四大大会初優勝を逃した。
シフィオンテクは第1セットの第3ゲームで先にブレークを許したが、直後に奪い返してその後は圧倒。第2セットは開始から5ゲームを連取し、相手を寄せ付けなかった。
車いす部門・男子シングルス 小田が2連覇達成
【パリ時事】テニスの全仏オープン車いす部門は8日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルスで第2シードの18歳、小田凱人(東海理化)が2連覇を果たした。四大大会の優勝は通算4度目。決勝で第3シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)を7―5、6―3で下した。
女子ダブルスの上地結衣(三井住友銀行)コタツソ・モンジェーン(南アフリカ)組は決勝でオランダのペアに敗れて連覇を逃した。男子ダブルスの小田、三木拓也(トヨタ自動車)組は英国ペアに敗れ準優勝。




















