五輪切符へ勝負の4戦 NL 出場圏内守りたい日本 女子日本代表 バレーボール

五輪切符へ勝負の4戦 NL 出場圏内守りたい日本 女子日本代表 バレーボール
練習するバレーボール女子日本代表の古賀紗理那(手前)=11日、北九州市

 バレーボール女子日本代表のパリ五輪切符を懸けた戦いはあと4試合。ボーダーラインと差のある出場圏内につけた状態で、ネーションズリーグ(NL)1次リーグ最終週の福岡大会に臨む。

 パリ五輪の出場枠は、開催国フランスと昨秋の五輪予選を突破した6チームが確保し、残りは5枠。NL1次リーグ終了時点の世界ランキングでアジアとアフリカの最上位に加え、この2チームと既に出場権を得ている国・地域を除いた上位3チームに与えられる。

 世界ランキングを決めるポイントは1試合ごとに変動し、増減の幅はチーム同士の力関係やセットカウントにも左右される。日本は第2週までに6勝2敗。世界ランク1位のトルコ、アジアのライバル中国を破るなどしてポイントを積み重ねてきた。五輪切符獲得を目指すチームでは4位のイタリアに次ぐ6位で、アジアでは最上位だ。

 福岡大会で日本は格下の韓国、当落線上のカナダに確実に勝ってポイントを守り、6大会連続の五輪出場を引き寄せたいところ。ともに切符を得ている2018、22年世界選手権連覇のセルビア、東京五輪金メダルの米国を倒せれば、本番の1次リーグ組み合わせ抽選が有利になる世界ランク5位以内が見える。

 真鍋政義監督は五輪出場を決めてから、本番の目標を定める考え。「初戦が大事。韓国戦に集中したい」と話した。(世界ランキングはNL1次リーグ第2週終了時点)

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