明治天皇訪問の史実を伝える苫小牧市矢代町の記念碑「御駐蹕之蹟」(ごちゅうひつのあと)の保護柵を改修したとして、市は11日、豊川町の勝幸辰建設(中川敬社長)に感謝状を贈呈した。工事は5月中旬、ボランティアで行い、碑の由来を記した看板に新たな塗装も施した。
明治天皇は1881年に苫小牧村を訪問。1919年の町制移行を記念して、休憩や飲食で立ち寄った現在の矢代町、美沢、植苗、柳町、宮前町の計5カ所に碑が建立され、市教育委員会が管理している。
同社は約18年前、木製の保護柵の取り付けに関わっており、中川社長は「せっかくの文化財なので、老朽化した状態をなんとかしたかった」といい、今回は傷みにくい御影石と鉄製ポールを使った。「墓と勘違いしている人もいるようなので、興味を持つ人が増えてくれたら」と期待を寄せる。
市役所第2庁舎で感謝状を手渡した市教委の福原功教育長は「すごくきれいにしていただき、ありがたい」と感謝した。
















