自己負担額3300円 コロナワクチンの定期接種 市、事業費に3億円補正予算案

自己負担額3300円 コロナワクチンの定期接種 市、事業費に3億円補正予算案

 苫小牧市は、今年度から一部自己負担となる新型コロナウイルスのワクチンの定期接種で、市民の自己負担額を3300円とすることに決めた。季節性インフルエンザと同様に手技料は市が全額負担し、ワクチン価格は国補助を活用する。

 市は一人当たりのワクチン接種料を1万4894円と試算。市が手技料など3294円を負担した上、ワクチン価格分1万1600円のうち、国が8300円を補助するため、差し引き3300円が自己負担分となる。生活保護受給者は自己負担ゼロとする。

 定期接種の対象は▽65歳以上▽60~64歳で心臓、腎臓、呼吸器の機能の障害で身の回りの生活が極度に制限される人、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な人―で、約5万1000人。

 市は、高齢者のインフルエンザ定期接種事業で、接種率が約50%であることを踏まえ、接種希望者は2万5000~2万6000人と想定。接種時期は今年度の秋~冬、個別医療機関で1人1回限りで実施する。

 コロナワクチン接種は2023年度まで全額公費負担で無料だったが、今年度から65歳以上と基礎疾患などがある60~64歳は秋以降の定期接種に、それ以外は任意接種でいずれも有料となった。

 ワクチンは当初想定と比べて高価になり、国が一部を補助することにした。自己負担額は全国一律ではないが、道内では自己負担額3300円が主流の見込み。

 市は13日に開会した市議会定例会に、接種事業費約3億1300万円(うち国の助成金約2億1400万円)を盛り込んだ2024年度一般会計補正予算案を提案した。

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