3月期決算は増収減益 純利益過去2番目の高さ 苫信総代会

3月期決算は増収減益 純利益過去2番目の高さ 苫信総代会
増収減益を報告した総代会

 苫小牧信用金庫(小林一夫理事長)は13日、通常総代会を苫小牧市内のホテルで開き、2024年3月期(23年度)決算を報告した。売上高を示す経常収益は前年度比10・4%増の71億3300万円、当期純利益は8・9%減の18億5500万円で増収減益。増収は2期連続、減益は4期ぶり。

 本業のもうけを示すコア業務純益は、0・4%増の27億7300万円。経営の健全性を示す自己資本比率は0・47ポイント増の21・36%。不良債権比率は0・03ポイント増の3・05%と悪化した。預金積金は伸びにブレーキがかかり、1・9%増の5155億7600万円だった。

 小林理事長は減益の主な原因について、含み損を抱えた投資信託の一部を解約するいわゆる「損切り」をしたためと説明し、「コア業務純益は増益」と堅調をアピール。当期純利益は過去最高だった22年度を下回ったが、同年度に次ぐ過去2番目の高さだった。

 このほか、地域の事業者に対する支援体制を強化するため組織改編を行い、7月1日付で経営サポート部を新設する。経営改善や事業承継などの各種支援や営業店サポート、人材育成などを担当する。

 役員人事で、定年を迎えた吉田龍司、野口和弘両常勤理事が退任し、後藤学業務執行役員が理事に就いた。

 また、同信金は非常勤理事・特別顧問の窪田護氏(85)が、4月17日に健康上の理由で辞任していたことも明らかにした。窪田氏は1961年に入庫し、2001~10年に理事長、10~13年に会長を務め、特別相談役、名誉会長を経て、17年に特別顧問に就任していた。

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