苫小牧市は13日、勇払とときわの両地区を津波避難対策の重点地域として順次、津波避難施設を設置する方針を明らかにした。先行して勇払公民館を津波からの一時避難施設として改修する方針で、来年度までに予算計上する構えだ。
市議会定例会の一般質問で、池田謙次氏(公明)、小山征三氏(民主クラブ)に答えた。
市危機管理室によると、勇払地区は検討を始めた小中学校再編に合わせ、避難施設の整備を検討する。その前段として2階建ての勇払公民館を、屋上に避難できる施設に改修する。
ときわ地区は、ときわ町の旧ときわスケートセンター、近隣のすこやか公園の周辺をエリアに避難施設の新設を検討する。
市は2地区を選定した理由について「勇払地区は津波の浸水深が5メートル以上あり、高齢化率が高い。ときわ地区は周辺に高い避難場所がない」と説明する。
ときわ地区では、巨大地震による津波避難困難者が1300人に上る想定で、地域住民が避難施設の設置を要望し続けていた。
設置までのスケジュールは未定だが、市は活用できる補助金や申請の時期、学校再編などを見極めながら整備を進める考え。柴田健太郎市民生活部長は「スピード感を持って取り組んでいきたい」と述べた。
















