苫小牧市議会の定例会は13日開会し、一般質問に6人が登壇した。主なやりとりを紹介する。
首藤孝治氏(改革フォーラム)は、GX(グリーントランスフォーメーション)の取り組みについて市の見解を聞いた。小名智明産業経済部長は「道が検討している税制優遇などの支援策が、これから具体的な検討が進められると聞いている。市としても今後の動向を注視したい」と話した。
森本健太氏(共産)は、社会問題になっている市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)について、市内の現状を尋ねた。市や市消防本部によると、昨年オーバードーズの疑いによる救急搬送は14件(男性5人、女性9人)あり、30代が5件、20代が3件、10代が2件と若い世代に集中。昨年度の相談は119件に上ったという。
白川幸子福祉部長は「精神的なストレスを軽減し、心のよりどころになる場所が必要と考えている」と見解を述べ、市東開文化交流サロンで行われる地域住民の居場所づくりや市社協のコミュニティーカフェなど「既存の地域資源を活用しながら、悩みを抱えた若者たちの対応に努めたい」と答えた。
桜井忠氏(会派市民)は、自民党の長谷川岳参院議員(北海道選挙区)の威圧的言動などパワーハラスメント問題を取り上げた。岩倉博文市長は同議員との関係について「国との調整で尽力いただいている。脱炭素先行地域の件で担当職員が対応に当たったが、パワハラに当たる行為はなかった」と語った。
志方光徳氏(新緑)は、とまこまい港まつりやスケートまつりといった大規模イベントの最新化や、苫小牧の魅力をアピールするコンテンツの必要性を指摘した。小名部長は「今年は港まつり会場内の一部電源で水素を燃料とし、脱炭素をPRしたい」と話した。
池田謙次氏(公明)は、苫小牧港・西港北埠頭(ふとう)キラキラ公園を港まつりの第2会場とするよう提案し、小名部長は「花火大会の第2観覧会場として考えている」と明らかにした。
小山征三氏(民主クラブ)は、公務に復帰し、4カ月あまりが経過した市長の体調について質問。岩倉市長は「理学療法的には一定の時間が必要。リハビリを続けており、体調面は回復に向かっているが、外勤を伴う一部の公務は副市長などに代理をお願いしている」と答えた。山本俊介副市長は災害時の対策本部における市長の役割にも言及し、「本部長の責任は十分果たせる。さまざまな場面を想定し、2人の副本部長を立てるなど常に連絡を取り、すぐに判断を下せるような仕組みを構築している」と述べた。
















