第57回苫小牧民報社杯争奪卓球選手権大会が15日、苫小牧市川沿公園体育館で開かれた。男女別にシングルス、ダブルスの各トーナメント戦を展開。男子は、シングルスで荒木智博(ヤウンクルクラブ)が優勝。荒木はクラブメートの寺島伸幸(同)と組んだダブルスでも頂点に立った。女子は近田彩梨(北海道菊卓会)がシングルスを制し、丹波瑠菜(同)と組んでダブルスでも優勝した。
苫小牧卓球連盟が主催し、苫小牧民報社が共催した今大会には東胆振の小中高生、社会人が出場。ダブルス男子34組、女子18組、シングルス男子83人、女子43人による試合を繰り広げた。
半世紀以上にわたる歴史が連なる大会は出場者が年代の垣根を越えて競い合うのが特徴だ。同連盟の小玉恭史理事長は「地区の先駆け的なオープントーナメントの大会で、年齢によらず地力を確かめ合える機会になっている」と語った。
所在するクラブ・学校から有力選手が生まれる東胆振地区の顔触れがテーブルを挟み、真剣で白熱したラリーを繰り広げた。
◇男子
【シングルス】
▽準決勝
近田(道菊卓会)3―1伊藤(沼ノ端ク)、荒木(ヤウンクルク)3―0後藤(道菊卓会)
▽決勝
荒木3―1近田
【ダブルス】
▽準決勝
荒木・寺島(ヤウンクルク)3―1芦名・山道(沼ノ端ク・フリーダム)、近田・佐藤(道菊卓会)3―0清川・長江(NIWATAKU)
▽決勝
荒木・寺島3―1近田・佐藤
◇女子
【シングルス】
▽準決勝
丹羽(道菊卓会)3―1中村(同)、近田(同)3―1鈴木(NIWATAKU)
▽決勝
近田3―0丹羽
【ダブルス】
▽準決勝
近田・丹羽(道菊卓会)3―0金子・熊谷(アストレイ・フリーダム)、鈴木・清川(NIWATAKU)3―0上林・近森(苫南高)
▽決勝
近田・丹羽3―0鈴木・清川

















