安定供給を国に要望 航空機の燃料不足問題 知事定例会見

安定供給を国に要望 航空機の燃料不足問題 知事定例会見
「航空機燃料の安定供給は極めて重要」と述べた鈴木知事=18日午後、道庁

 鈴木直道知事は18日の定例記者会見で、航空機燃料の不足で海外航空会社が道内空港の運航を中止している問題について、「道内空港における国際線は海外との交流拡大、地域振興、観光振興という北海道の活性化を図る上で重要な役割を果たすもの」と指摘。「本日開催された国のタスクフォース(航空燃料供給不足への対応に向けた官民協議会)の議論も注視しながら、北海道エアポート(HAP)、地元自治体、全国知事会とも連携し、航空機燃料の安定確保が速やかに図られるよう国に要望していく」との姿勢を示した。

 道がHAPなどに行った聞き取り調査によると、今年1~5月の判明分で新千歳空港では週14往復の国際定期便、帯広空港と旭川空港では週2往復の国際チャーター便が燃料の調達を理由に運航を見合わせている。

 道では今月7日に北海道観光振興機構と連携し、国土交通省航空局、経済産業省資源エネルギー庁に緊急要望を行っている。知事は「これは北海道だけの問題ではなくて全国的にも燃料の安定供給が極めて重要として、かなり要望の声が上がっている」と述べた。

 また、知事は、大規模改修工事中の赤れんが庁舎を2025年度のリニューアルオープン後に有料化する条例制定を今定例道議会に提案した理由を説明。入館料は上限で一般300円、大学生・高校生が200円、中学生以下は無料。赤れんがのシンボル「八角塔」への入場料は1200円を上限に設定した。運営に指定管理者制度を導入する。

 知事は料金設定について「他の施設も見ながら上限を設定した。指定管理者の中で料金を設定してもらい、お客さんを集めるための取り組みなどに活用していただきたい」と説明。赤れんが庁舎は年間約70万人が来館する北海道の歴史的建造物で、8割以上が道外の観光客。リニューアルにより「この施設をより魅力的なものにする」と強調。「北海道の歴史・文化、道内各地の自然環境の展示を充実させるほか、道産食材を使った食事の提供、道内各地の特産品を販売」するほか、「道庁周辺の景観を一望できる八角塔エリアに上ることもできるようにする」と述べ、積極的にPR活動を展開する構えだ。

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