29日から九谷赤絵の特別展 苫小牧市美術博物館

29日から九谷赤絵の特別展 苫小牧市美術博物館
特別展をPRする立石学芸員

 苫小牧市美術博物館で29日~8月25日、九谷焼の特別展「九谷赤絵の極致 宮本屋窯と飯田屋八郎右衛門の世界」が開催される。九谷赤絵は赤、金色の華やかな細密描写が魅力的な焼き物で、大規模な展示会は珍しい。東京を皮切りに全国7都市で行われる巡回展の2カ所目。道内は同館のみで、28日まで前売り券を販売している。

 同館と九谷赤絵全国巡回展開催実行委員会の主催。九谷赤絵は江戸時代、現在の石川県加賀市で創業した宮本屋窯で大成。文様が緻密で、豪華絢爛(けんらん)な赤絵作品は明治期に「ジャパンクタニ」として世界に名をはせた。

 本展では江戸時代後期の同窯の図工飯田屋八郎右衛門の作品を中心に、約200点を展示。口径約30センチの鉦鉢(どらばち)や高さ約40センチのヒョウタン形の大瓶、茶道で使われるふた置き、水注など多彩で芸術的な絵付けが見どころだ。

 九谷赤絵は現存数が非常に少なく、これだけ大規模に作品を展示、紹介する機会はこれまでなかったという。

 本展の図録に寄稿している、市美術博物館の立石絵梨子学芸員は「間近で見ると作品の素晴らしさをより実感できると思うので、多くの人に足を運んでほしい」と呼び掛けている。

 入場料は一般600円(前売り券500円)、高校・大学生400円(同300円)で、中学生以下は無料。問い合わせは同館 電話0144(35)2550。

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