開館25周年記念イベント ダイナックス沼ノ端アイスアリーナ

開館から四半世紀のダイナックス沼ノ端アイスアリーナ

 苫小牧市スポーツ協会は29、30の両日、指定管理しているダイナックス沼ノ端アイスアリーナ開館25周年記念イベントを開催する。北栄町の同アリーナを会場に、ヨガ体験や一般滑走無料開放に加え、カーリング体験、整氷車などの「はたらく車」展示など盛りだくさんのプログラムを企画している。
 同アリーナはパイピングリンクの苫小牧市沼ノ端スケートセンターとして市内東部に初めて建設され、2000年3月15日に開館。これまで各競技大会などのほか、競技者の練習や一般滑走にも供用され、今年度で開業四半世紀の節目を迎える。担当者は「愛顧への感謝とスケート振興のための利用促進につなげるイベントにしたい」と話す。
 敷地が隣り合う市の公共施設、アブロス沼ノ端スポーツセンター、沼ノ端交流センターとコラボして各種プログラムを繰り広げる。苫小牧署沼ノ端北交番、苫小牧消防署沼ノ端出張所も協力する。
 29日は「外ヨガ×アブロス沼ノ端スポーツセンター」(午後2~3時)として、屋外でのヨガ体験(雨天の場合は同センターで実施)を行う。定員30人で参加料200円。事前にダイナックス沼ノ端アイスアリーナに参加申請が必要。申し込み、問い合わせは同アリーナ 電話0144(57)7240。
 30日は(1)一般滑走無料開放(午前10時~午後4時)=安全のため帽子、手袋各自着用=、(2)「はたらくクルマ試乗体験」(午前10時~午後3時)―アリーナの整氷車、パトカー、消防車を展示、(3)カーリング体験(午前10時~正午と午後2時~4時)―リンクに新設されたハウスにストーンを試投可能、(4)スタンプラリー抽選会(午前10時~正午)―(1)~(3)のうち二つ以上体験すると景品が当たる抽選会に参加できる抽選会を実施する。
 このほか、「アイスホッケー書籍展―沼ノ端交流センター」(午前9時~午後5時)も同交流センター内で開かれる。
 ダイナックス沼ノ端アイスアリーナは18年に苫小牧市が自動車部品製造のダイナックス(本社千歳市)とネーミングライツ契約を結び、現在の名称となった。23年度は一般滑走6601人、専用貸切5万9086人、その他事業1万2558人の計7万8245人の利用があった。

―施設入り口、花で彩る
 苫小牧市スポーツ協会はこのほど、ダイナックス沼ノ端アイスアリーナ正面入り口前のエントランス付近に配置するプランターに花々の苗を植栽し、施設を彩った。
 同アリーナの自主事業。 開会式で本間貞樹専務理事があいさつし、児童らに「アリーナに遊びに来たときに、みんなで植えた花を見て楽しんでください」と呼び掛けた。
 近傍の北栄児童センターを利用する小学生18人と教諭ら、スポーツ協会職員7人で作業に当たった。
 スポーツ協会職員の指示に従って手分けして作業。土を入れた10個のプランターにマリーゴールドやサルビア、キンギョソウなど、初夏にふさわしい花々120株を植え、スケート場のもてなしとして空間に色とりどりの趣を添えた。

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