パークゴルフを通じた交流や観光振興を目的に来道している韓国華川(ファチョン)郡のチェ・ムンスン郡長ら7人の視察団らが20日、苫小牧市の岩倉博文市長を表敬訪問した。競技発祥の地である道内のパークゴルフの実態を探ろうと、17日から札幌市や岩見沢市を視察。苫小牧パークゴルフ協会の会員とのつながりで苫小牧にも立ち寄った。
チェ郡長は華川のパークゴルフ場について、「年間100万人ほどの利用がある。来た方が飲食をしたり、宿泊施設に泊まったりすることで地域経済にも大きな役割を果たしている」と紹介。秋にも2000~3000人規模の大会を予定しており、「苫小牧からも10人ほどを招待できれば」と参加を呼び掛けた。冬にも一大イベント「山女魚(ヤマメ)祭り」があることをアピールした。
チェ郡長は「苫小牧のよいとまけを買って帰りたい」と笑顔を見せ、岩倉市長は「今後の交流が深まることを期待している。今回の訪問が有意義なものになれば」と来苫を歓迎した。

















