夏の甲子園につながる第106回全国高校野球選手権大会南・北海道大会室蘭支部予選が22日午前、薄曇りのとましんスタジアム=苫小牧市=で開幕した。第1試合のAブロック1回戦は北海道栄が8―0の七回コールドで苫小牧高専を下した。
試合に先立ち、開会式が行われ、出場の18チーム19校が前回のブロック優勝を遂げた駒大苫小牧、北海道栄、北海道大谷室蘭に続き、力強く入場行進。芝の緑がまぶしい外野フィールドに勢ぞろいした。
選手宣誓は苫小牧高専の鈴木桜大主将が務めた。「全力で野球ができる喜びをかみしめ、環境をつくってくれた全ての人々への感謝を忘れず、チーム一丸となって全力で戦い抜きます」と力強く言葉を発し、8日間にわたる熱戦の始まりを告げた。
同支部からは組み合わせのA~Cブロックの勝者3チームが7月11日に札幌円山球場で始まる16チームのトーナメント、南・北海道大会に進出する。



















