今年3月に199日間の宇宙滞在から帰還した宇宙飛行士・古川聡さんの報告会が23日、東京であり、苫小牧市科学センターでもインターネット中継を上映するパブリックビューイング(PV)が行われた。宇宙での生活の様子やミッションの内容などが伝えられ、市民らが宇宙への関心を高めた。
PVは同科学館内のミール展示館で実施。約40人が参加した。
古川さんは国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中、トマトの栽培や水の再生実証システムの実験などに取り組んだと説明。無重力状態での食事、睡眠といった日常動作や他国のクルーとクリスマスパーティーを楽しむ様子、ISSから見た各国の夜景、海岸線の写真も紹介した。
宇宙航空研究開発機構の研究者らとのトークセッションでは、逃げ場のない宇宙空間で火災の危険性がより高まることも話題に。過去には旧ソ連の宇宙ステーションミールで火災が起きたことが伝えられると、来場者は驚きの表情で、同館に展示されたミール予備機を見詰めていた。
頻繁にミール展示館を訪れるという上野琥葉さん(6)はスクリーンに映し出されたISSについて、「ミールと同じように見えるところもあった」と興味深そうだった。
















