室内楽オーケストラ「TPY(トマコマイ・プロジェクト・フォー・ヤング)アンサンブル」の初の定期演奏会が23日、市文化会館で開かれた。ピアニスト3人を迎え、モーツァルトのピアノ協奏曲など3曲を演奏。華々しい演奏に、約300人の来場者から大きな拍手が送られていた。
TPYは地元ゆかりの若手音楽家に大きな舞台での演奏機会を提供するため、管弦楽の有志らで立ち上げた。今回の演奏会では苫小牧出身の三浦秀美さん、青野有里さん、白老町出身の高石拓実さんの3人のピアニストがソリストとして参加。約40人のオーケストラと共演した。
三浦さんと高石さんは、モーツァルトのピアノ協奏曲の中でも特に人気の高いピアノ協奏曲第20番を演奏。暗く憂いを帯びた旋律から一変、激しく情熱的な表現に変わるなど難度の高い曲を熱演。青野さんはモーツァルトの芸術性を最大限に駆使した傑作と評される、ピアノ協奏曲第21番を披露した。
TPYの代表で指揮を務めた出雲路英淳さんは「練習期間はわずかだったが、実力あるメンバーのおかげで満足のいくステージになった」と笑顔。「オーケストラメンバーの中には中学生もおり、音楽の裾野を広げるため、今後も継続していきたい」と意気込みを語った。
















