道議会最大会派、自民党・道民会議の有志が昨年12月に立ち上げた「IR(カジノを含む統合型リゾート施設)を考える有志の会」の2度目の勉強会が24日、道議会庁舎で開かれた。前回は「勉強会」組織での開催だったが、今回から「有志の会」として正式に活動することを確認。会派内53人の議員中、38人が出席。役員も選任し、代表世話人だった伊藤条一氏が会長に就任した。
半年ぶりの開催となった勉強会の講師は、元財務省主計官で、現在、合同会社Office WiLL DO(東京)代表社員の中川真氏が務めた。中川氏は2014~20年に内閣官房でIRに関連する法制度の整備などを担当した。「IRの現状と今後の課題について」をテーマに、約1時間にわたり講演した。
勉強会は冒頭以外、非公開で開催。終了後、記者団の取材に応じた伊藤会長は「今後はIRを考える有志の会として勉強会を重ねていきたい」と強調。「どこかの時点で議連(議員連盟)にできればと考えているが、まだ決めていない」と述べた。
IRを巡っては、19年11月に同会派の全議員で構成する「IR検討調査会」(53人)で賛否両論が渦巻き、結論を出せずに議論を打ち切って以来、約4年ぶりに「有志の会」が活動を再開した形だ。
苫小牧市植苗地区を優先候補地とするIRについては、19年11月29日に鈴木直道知事が定例道議会で、「認定申請見送り」を正式に表明。最大与党の自民会派で意思統一が図れなかった点や、植苗地区で猛禽(もうきん)類などの希少動植物の存在も明らかになり、環境影響評価(アセスメント)に時間がかかることを重視して申請を見送った。ただ、知事は再挑戦の姿勢は崩しておらず、昨春の2期目の知事選で苫小牧民報が行った政策アンケートで、IRの考え方について「北海道らしいIRコンセプトの構築に向け、中長期的な視点に立って検討していきたい」と回答している。
伊藤会長を除く、有志の会の主な役員は次の通り(敬称略)。
▽顧問 村田憲俊▽相談役 藤沢澄雄、冨原亮▽副会長 笠井龍司、三好雅、吉田祐樹▽幹事長 船橋賢二▽事務局長 村田光成▽事務局次長 板谷良久、戸田安彦。
















