3期ぶり減収減益 旅客回復傾向も貨物伸び悩み 苫港開発23年度決算

3期ぶり減収減益 旅客回復傾向も貨物伸び悩み 苫港開発23年度決算

 苫小牧港開発(関根久修社長)の2024年3月期(23年度)決算は、売上高が前期比2・9%減の31億6900万円、当期純利益が0・2%減の5億100万円で、20年度以来3期ぶりの減収減益となった。経常利益は0・4%増の7億3300万円と微増した。

 売上高のうち、主力のフェリーターミナル運営部門は0・7%減の17億2400万円。フェリーは台風など天候不順による欠航が相次ぎ、取扱隻数は前年比32隻減の2336隻だった。

 新型コロナ感染症の5類移行により、旅客取扱数は25・0%増の37万1000人で、コロナ禍での落ち込みから回復傾向だが、トラックやシャシーなどの貨物は伸び悩み、4・0%減の40万1000台だった。

 不動産部門のうち、賃貸は26・9%増の5億5500万円で、市内外の物流業への新規賃貸が増えた。用地分譲は17・1%減の8億900万円。ウトナイ地区で3期目の住宅分譲や工業用地約3万平方メートルの大口分譲があったが、総面積は48・8%減の約4万3000平方メートルにとどまった。

 今年度の売り上げは、フェリー部門が今期並を想定する一方、不動産部門は大幅に下がる見通し。大口の用地分譲が前年度まで続いたが、現時点では予定がないことが要因。売上高は約23億6000万円、経常利益は約1億9000万円の減収減益と見込んでいる。

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