自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、党の役職停止1年の処分を受けた堀井学衆院議員(比例代表道ブロック)が24日、次期衆院選に出馬しない意向を固めたことが分かった。政治不信を招いた責任を取る考えとみられ、25日夕に札幌市内で記者会見し、正式に表明する。同党道9区(胆振、日高管内)支部は、次期衆院選候補となる後任の支部長選考を進める予定だ。
関係者によると、24日午後5時ごろ、堀井氏自ら関係者に電話し、「政治不信を招いた責任を取りたい」と伝えてきたという。支部長代行の藤沢澄雄道議は、苫小牧民報の取材に対して「本人の意思を尊重する」と述べ、後任支部長については公募による選出を視野に「次の候補者選出に向けて全力投球したい」と説明した。
堀井氏は裏金問題で、所属する清和政策研究会(安倍派)から2196万円の還流を受けながら、収支報告書に記載していなかったことが判明。昨年12月に内閣府副大臣を辞任し、今年4月に党の役職停止1年の処分を受けた。
3月には苫小牧支部が、堀井氏に意見書を提出。苫小牧市、室蘭市などの後援会幹部が相次いで辞任し、都市部の後援会活動が実質的に停止状態となっている状況などを受けて反省を促したが、堀井氏の政治活動を地元軽視と捉えて交代を求める声が公然と上がるようになった。
堀井氏は自らの去就について、道議や道9区各支部の関係者に「道議を中心に9区としての考えを出してほしい」と依頼。5月に本人欠席で緊急の臨時役員会を開いたが結論が出ず、最後は本人の意志に委ねていた。堀井氏は今月16日の同党道連定期大会も欠席していた。
堀井氏は元スピードスケート選手で、1994年リレハンメル五輪の銅メダリスト。道議を経て2012年の衆院選で初当選し、これまで4回当選。外務政務官や内閣府副大臣などを歴任した。
















