ハスカップの栽培面積日本一を誇る厚真町で、ハスカップ狩りシーズンを迎えた。町内の農園が開園し、町内外から訪れた客が、紫色に熟した実を思い思いに摘み取っている。
町朝日の土居ハスカップ農園は、2ヘクタールの畑に樹木を約1500本植えている。開園初日の25日には、午前中から常連客が訪れ、入園料の支払い後、樹木に近づいて実を取り、籠の中に入れた。同園は、実が無くなり次第、営業を終了する。
苫小牧市豊川町の主婦、山口恵子さん(75)は「13年ほど前から厚真町で毎年ハスカップを取っている。生で食べたり、冷凍してヨーグルトに載せたりするとおいしい」と笑顔を見せた。
町観光協会によると、今季は10園でハスカップ狩りの客を受け入れる予定。町内の農園に関する情報は、同協会のホームページで紹介している。

















