むかわ町のハンターでエゾシカ食肉処理場「むかわのジビエ」代表の本川哲代さんが22日、苫小牧市サンガーデンで「ハンターから見た山と命のつながり」と題して講演した。50人が耳を傾け、本川さんは「たくさんの動物が一緒に暮らす北海道に住んでいることを誇りに思って」と語った。
同町の有害鳥獣駆除隊員として、車と衝突したり、わなで負傷したりした動物の駆除や処理にも当たっており、その活動をスライドや動画で紹介。山裾へのごみの廃棄や居住地の侵食が「動物を人里に誘引するきっかけになる」とし、「環境と狩猟の倫理、アニマルウエルフェア(動物の福祉)の議論がこれからの日本に必要」と指摘した。
十勝管内音更町から参加した酪農ヘルパーの菊地純子さん(43)は「いかに命と丁寧に向き合っているかを感じた。駆除や捕獲、生産も人の都合で行っていることを改めて考えさせられた」と話した。
















