脱炭素実現への取り組み紹介 苫CCUS・ゼロカーボン推進協 総会と講演会

脱炭素実現への取り組み紹介 苫CCUS・ゼロカーボン推進協 総会と講演会
脱炭素関連の先進的な事例を説明した講演会

 苫小牧CCUS・ゼロカーボン推進協議会(会長・岩倉博文苫小牧市長)は26日、今年度総会と講演会を市内のホテルで開いた。脱炭素社会の実現に向けた産業界の取り組みをテーマに、苫小牧で本格化する官民の各事業について解説し、市内の企業や団体などから参加した約150人が熱心に耳を傾けた。

 このうち出光興産CNX戦略室の片桐絢也次長は、北海道製油所(市真砂町)で計画する水素・合成燃料製造について説明。「寒冷地は暖房・給湯用の灯油需要が大きく、災害に備えた灯油の備蓄とインフラは今後も必要」と説明し「本道の豊富な再生可能エネルギーを活用し、灯油に代わる合成燃料エネルギーを貯蔵、利用する」と述べた。

 総会では今年度の活動方針を確認。2050年までのカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出ゼロ)実現に向けて、苫小牧で国内最大級のグリーン水素サプライチェーン(供給網)構築、二酸化炭素を分離、回収、貯留、有効活用するCCUSなど各事業が進む中、四つの部会で情報収集や意見交換を行うほか、勉強会や市民周知、広報活動などに力を入れる。

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