札幌国税局は1日、相続税や贈与税の算定基準となる2023年分の道内30税務署管内の路線価(1月1日時点)を発表した。各税務署管内の最高路線価は札幌圏を中心に7署で上昇。一方、苫小牧や室蘭など6署で下落した。
道内で最高路線価が前年に比べ上昇したのは札幌中、札幌北、札幌南、札幌西、札幌東と小樽、倶知安の計7署で、前年に比べ1署増えた。下落したのは苫小牧、室蘭、八雲、稚内、江差、余市の計6署で前年と同数だった。この他は横ばいとなった。
苫小牧税務署管内の最高路線価は苫小牧市表町2の駅前本通りで、1平方メートル当たり3万7000円となり、前年比1000円(2.6%)下落した。22年は横ばいだったが、2年ぶりに下落となった。駅前の大型商業施設の空きビル状態が、継続していることが響いている。
浦河税務署管内の最高路線価は、新ひだか町静内木場町2の国道235号通りで、前年同様の1平方メートル当たり2万7000円だった。
道内で最高路線価が最も高かったのは、19年連続で札幌中税務署管内の札幌市中央区北5西3の道道札幌停車場線通り。大型商業施設の札幌ステラプレイスに面した通りで、1平方メートル当たり728万円となり、前年から60万円、9.0%上昇した。
一方、最高路線価の変動率が最も上昇したのは、札幌東税務署管内の札幌市厚別区厚別中央2条5の新札幌駅前通り。再開発が進む区域で3年連続でトップ。前年比16.7%上昇して、1平方メートル当たり8万円増の56万円となった。
都道府県庁所在都市の最高路線価の比較では、札幌の728万円は価額順で全国7位。9.0%の上昇率は千葉、さいたま、岡山に次いで全国4位だった。
















