苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターは6月29日、国の天然記念物シマフクロウについて学ぶセミナーを開いた。シマフクロウ環境研究会(札幌市)の竹中健代表(57)が、長年取り組んでいるシマフクロウの生態調査や保護活動をテーマに講演。市民ら約40人が、自然との共生を考えた。
竹中代表はシマフクロウについて、フクロウ類では世界最大級でかつては道内全域に生息していたが開発行為などの影響で個体数が激減し、絶滅の危機にあると指摘。木々に巣箱を取り付ける保護活動に触れ、「シマフクロウは30年ぐらい生きる。死んでも入れ替わって同じ巣を継承するので、巣箱のメンテナンスを続けなければならない」と述べた。
その上で「保護活動は1人では駄目」と強調。「行政も巻き込みながらみんなで取り組む必要がある」と訴えた。
セミナーに参加した日新町の金野一美さん(77)は「自然と生き物の関係を学べ、(自然を)守らないといけないと思った」と話していた。
















