大人に代わって家族の世話や介護、家事などを担う18歳未満の子どものためのヤングケアラー支援条例を4月に制定した苫小牧市は、動画の制作事業を地域情報サイトまいぷれ苫小牧(元中野町)に委託した。まいぷれは編集部内にヤングケアラーを考える会を立ち上げ、9日から全3回のワークショップを市民活動センターで始める。参加対象者は15~25歳で、ヤングケアラーについての学びを深め、同世代に広く知らせることができる動画の制作を目指す。
実施日は9日(午後5時~同7時)、21日(午後1時~同4時)、8月3日(同)。初回はケアラー支援ネットワークえべつケアラーズの加藤高一郎代表が講師となり、ヤングケアラーの実態や置かれている状況、家族ケアを担っている人の気持ちを尊重しながら話を聞く方法などを解説する。
2、3回目は市内の写真家の協力を得て、中高生を中心とする若い世代に向けた動画を制作する。3本の完成を目指しており、具体的な内容は参加者で話し合いながら決める。
同考える会の一員として事業の企画・運営を手掛ける大学生の坂本愛緒さん(18)は「自分たちの世代が少しでもヤングケアラーについて知ることが、当事者の孤立感の解消につながるのでは」と考え、参加を決めた。「若い人は説明ばかりの長い動画は好まない。反対によく見られているショートドラマ風の手法を取り入れるなどし、最後まで見てもらえるような動画にしたい」と意気込む。
ワークショップは参加無料で、いずれか1回だけの参加も可能。坂本さんは「ヤングケアラーについてはよく分からないが、動画を作ってみたいという人も、ぜひ来てほしい」と呼び掛ける。
事前申し込みを受け付けているが、直接来場も可。申し込み、問い合わせは同考える会山口さん 携帯電話090(2690)6214。
















